
AOI MATSURI
葵祭とは
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葵祭とは
葵祭は、京都の上賀茂神社と下鴨神社の例祭であり正式には賀茂祭と称される日本最古級の祭礼の一つです。
起源は六世紀にさかのぼり凶作や災厄を鎮めるために賀茂の神へ祈りを捧げたことに始まります。
平安時代には国家の重儀として整えられ、天皇の勅使が参向する勅祭として今日まで受け継がれてまいりました。
毎年五月十五日に執り行われる路頭の儀では、京都御所を発した行列が 下鴨神社 上賀茂神社へと静かに進み王朝装束に身を包んだ姿が千年の時を越えて都大路に甦ります。
その装束は単なる再現ではなく、位や作法、時代考証に基づき衣紋の技と心得によって一つひとつ丁寧に整えられています。
こうして葵祭は、祈りと美意識を今に伝える日本文化の象徴として守り継がれてきました。
葵祭は祇園祭 時代祭と並ぶ京都三大祭の一つであり、石清水祭 春日祭とともに日本三大勅祭にも数えられます。
古来は男性を中心とした祭礼であり、現在の女人列は後世に加わった比較的新しい要素とされています。
『源氏物語』にも描かれたこの祭は、平安貴族文化の象徴として広く知られ千五百年以上にわたり心と祈りを伝え続けてきました。